1. 日本語がうまく表示できない
JE 0.9.5のJE1をインストールして、konを起動した所、
一応日本語が見えるのですが、何か変です。
画面の左端に英数字1文字(半角1文字)が表示され、
これがその行の7桁目か8桁目と同じになっています。
つまり1桁右にずれて表示され、左端にゴミが出るのです。
結果として80桁目は見えなくなっています。
これは、
JEGAをサポートしている等とはどこにも書いていないので当然かもしれませんが、
ここまで動くのなら何とかなるのではないかと淡い期待を抱いています。
どこかの設定を変えれば動くものなのでしょうか?
Slackware 3.0 + JE 0.9.7でも日本語関係の症状は変わりません。
日本語はあきらめた方が良いのでしょうか?
2. ディスク容量が足りない
内蔵ハードディスクは20MBなので、
swapなしで基本システムとJEを入れて
10MB弱、gccを入れるとほとんど満杯になってしまいます。
市販の202MB程度のIDEのディスクと交換してしまいましょう。
それ以上容量があっても扱えないので無駄になります。
私は、秋葉原でSeagate製の209MBのIDEディスク
ST-9235AGを買って来て交換してみました。
ところが、
Boot ROMでサポートされている47種類のパラメータ
には当てはまらないので、結局170MBとしてしかフォーマット出来ませんでした。
ハードディスクを買う前に使えるパラメータを調べておきましょう。
DOS 3.21 + Windows 2.1 に18MBを確保し、
Linuxのパーティションを140MB、swapを16MB程取って、
CコンパイラやX Window Systemを入れてもまだ余裕で満足してます。
当然、スペースを取るEmacsやPostscript関係やTex等は入れません。
3. 16MBのSIMMを挿しても無駄
今の所、DOSV用の4MB SIMMを挿しています。
PCX-310用ではないので背が高くて、蓋が閉まらなくなりますが、我慢しています。
試しに、16MBのSIMMを挿しても4MB迄しかチェックしないので無駄でした。
1MB SIMMのチップを4Mbitチップに交換するという荒技もあるそうですが、
怖くて出来ません。
4. X Window System
メモリー5MBという貧弱なマシンですが、XFree86 3.1.2 のVGA monoが一応動きます。
起動に3〜5分かかり、とっても遅いけど感動ものです。スワップしまくりです。
ktermもxvも動くのでちょっとしたUNIXゴッコは出来そうです。
しかし、表示が全体に右に8ドットずれている症状は kon と同じです。
それでも、800x600の仮想スクリーンで動くのであまり気になりません。
xf86configと格闘中。EGA用のX serverがあるようなので、そのうち試します。
5. PLIP
Slackware 3.0でPLIPが使えるようになりました。 COMPAQ Prolinea MT 4/66 CDS と PCX-310 両方ともプリンターポートのIRQが plip.cが想定しているものと違うようで、plip.c を修正して動くようになりました。 要点としては、
1. lp と plip を外してカーネルを作る。 2. make modules ; make modules_install でモジュールを作っておく 3. plip.c の最後の方のIRQの値を 0 にして plip.o のモジュールを作る。 4. ifconfig plip2 xx.xx.xx.xx pointopoint xx.xx.xx.xx irq xx up でIRQを幾つか試してみる。結局、PCX-310側は本体側プリンターポートをLPT2に設定して、plip2 irq=7 で使えるようになりました。 転送速度は、期待したよりも遅く、ftpで 10-15 kBytes/sec。 それでも、Prolinea側のCD-ROMをNFSマウントできるので、 追加インストールが気楽になりました。
機器構成は以下の通りです。
# やっぱり素直にMS-DOSで使うべきか?でもDOS 3.21止まりだし、、、
# ここまで頑張って来ましたが、ついに耐え切れず、COMPAQ Prolinea
# MT 4/66 CDS @49,800円という2年ほど前の機種を買ってしまいました。